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里海里山

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里海里山 2018-03-01T20:05:10+00:00

岡山有数の牡蠣生産量である日生町。それには理由があります。牡蠣の育つ海域に、豊富な養分が流れそそぐ河川が多くある地形が関係しています。山からの養分が河川を伝い、海流とぶつかり合うところで牡蠣の育つ為のプランクトンが発生し、類をみない高品質の牡蠣が育つのです。美味しい牡蠣が育つに必要なものは、森にある木々そして河、そして「海のゆりかご」と呼ばれる「アマモ」なのです。

◇アマモってなに?

主に地球の北半球で、水深1mから数mの沿岸砂泥地に自生する海草の一種です。

◇アマモがあるから魚が生活できる?!アマモ場の機能とは?

  アマモ場は海のゆりかごとも呼ばれ、魚介類の産卵場所や幼稚魚の生息場となっています。

アマモは海藻なので光合成により海中に酸素を供給するなど、海の環境にとって必要不可欠な役割を果たしているのです。

アマモ場があるから魚介類が生活できているのです。

◇アマモ場再生の経緯

  日本の高度経済成長期、海岸沿線の埋めたてや、魚介の乱獲で漁獲量は激減しました。

魚介の漁獲量の原因の究明のため、日生の漁師達は思案します。

そして長いトライ&エラーを繰り返しながらも、最終的にアマモ場の必要性を発見します。

  当初は漁師19名と漁協青年部12名で岡山県の指導を受けながら、わずか

 に残ったアマモの種を採り、まくことから開始。

  底質の改善など、さらなる試行錯誤を繰り返しながら活動を継続していきます。

  平成20年頃より、アマモ場が回復し始める。

  現在では、研究者はもとより、地元中学生や、全国各地の高校生、大学生、

 消費者団体など数多くの応援団とともに活動

活動を始めた当初(昭和60年)、12haにまで減少していたアマモ場が、

30年以上継続した結果(平成27年)250haにまで回復しています。

備前市日生町のアマモ再生事業はこれからも続きます。

この土地の先輩たちの意思を継ぐ形で日生の海を守っていくために。